子どもがいる家庭の朝は、まさに戦場のように慌ただしい時間です。
「早く着替えて!」「歯磨きはした?」「ランドセルの準備は?」と親が声をかけ続ける一方で、子どもはなかなか動かない…。気づけば家を出る時間が迫り、親子ともにイライラしてしまった経験はありませんか?
私自身も以前は、朝になると「早く!早く!」を繰り返していました。
子どももわざとダラダラしているわけではないのに、声をかけても進まない。
親の焦りと子どもののんびりさがかみ合わず、出発前に大きなため息をつくのが日常でした。
そんな我が家を救ってくれたのが 「おしたくボード」 です。
やることをイラストやカードで見える化し、終わったらチェックしたりマグネットを動かすだけのシンプルな仕組みですが、子どもが「次に何をすればいいか」を自分で理解できるようになります。
親の声かけを減らして子どもが自ら動けるようになると、朝の時間は驚くほどスムーズになりました。
この記事では、
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朝の準備がバタバタする原因
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「おしたくボード」とはどんなものか
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実際の作り方と実例
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使ってみた感想とメリット・注意点
を体験談を交えて詳しく紹介します。
「朝の支度をラクにしたい」「子どもの自立を育てたい」と感じている親御さんは、ぜひ参考にしてみてください。
朝の準備がバタバタする理由は「親の声かけ」にあった?

子どもがなかなか朝の準備を進められないのは「性格の問題」や「やる気のなさ」ではありません。
多くの場合は、親の声かけの仕方や環境の整え方に原因があります。
子どもは「言われる」と反発する
朝は「着替えて」「歯磨きは?」と命令口調で声をかけがちですが、子どもにとってはプレッシャーになります。
自分のペースを無視されると反発心が芽生え、わざとダラダラすることさえあります。
私も以前は「早く!」を繰り返して逆効果になり、かえって準備が遅れるという失敗を繰り返していました。
親の焦りが子どもに伝わる
出発時間が迫ると親はどうしても焦りがちです。
その緊張感やイライラは子どもにも伝わり、落ち着いて準備ができなくなります。
大人が「急げ!」と声を荒げると、子どもは不安やストレスで余計に動けなくなるのです。
我が家の体験談
私の家では、以前は朝になると毎日が小さなバトルでした。
「靴下どこ?」「プリントは?」と探し物が続き、親も子もイライラ。
しかし「おしたくボード」を導入してからは、声かけが減り、子ども自身が次に何をするか考えられるようになりました。
親が怒鳴らなくても準備が進むのは、家庭にとって大きな変化でした。
「おしたくボード」ってなに?子どもが動き出す仕組み

「おしたくボード」とは、子どもの朝の支度や帰宅後のルーティンを「見える化」するためのボードです。
文字が読めない子どもでも理解できるように、イラストや写真を使って「やること」を順番に示します。
やることを「見える化」するツール
「着替え」「朝ごはん」「歯磨き」「持ち物チェック」などをカードにし、ボードに並べます。
終わったらカードを裏返したり、マグネットを移動させたりする仕組みです。
「やることが目でわかる」だけで、子どもの行動はスムーズになります。
子どもが自分で考えて行動できる
「おしたくボード」は、次にやることを頭で覚えておく必要がありません。
視覚的にタスクが提示されるため、子どもは自然に「次はこれだ」と気づき、自分から動けるようになります。
私の子どもも、導入して2日目には「今は歯磨きの番だね」と自分で気づけるようになりました。
習慣化を助ける効果
毎日同じ順番で支度をすることで「朝はこの流れ」という習慣が形成されます。
繰り返すうちにボードを見なくても自然に動けるようになるので、最終的には自立につながります。
我が家のおしたくボードの作り方【写真付きで紹介】

「おしたくボード」はお金をかけずに簡単に作れます。
我が家でも100円ショップの材料を使って作りました。
必要な材料と準備
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ホワイトボードまたはコルクボード
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イラスト付きのカード(手作りでも、無料素材を印刷してもOK)
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マグネットやピン
子どもが楽しめるようにカラフルにするのがおすすめです。
作り方のステップ
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朝のタスクをリストアップする
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カードに書いたり印刷する
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ボードに貼り、順番を決める
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終わったらカードを裏返す・移動する
とてもシンプルですが、子どもが遊び感覚で楽しめる工夫をすると長続きします。
実際に使ってみた感想
我が家では初日に子どもと一緒にカードを並べ、「できたらひっくり返そう」とルールを決めました。
子どもは達成感がうれしいようで「次は何かな?」と自分から確認。
導入前と比べて、支度のスピードが格段に早くなりました。
実際に使ってみた感想|メリットとちょっとした注意点

「おしたくボード」は便利ですが、実際に使ってみてわかったメリットと注意点があります。
メリット1:声かけが減る
親が何度も「早く!」と叫ぶ必要がなくなります。
子どもも「自分でできた!」という満足感を味わえ、親子関係が穏やかになります。
メリット2:自立心が育つ
「次に何をすればいいか」を自分で考える力が育ちます。
学校や習い事の準備も、自ら取り組む姿勢が身につきました。
注意点1:最初は親のフォローが必要
初めて使うときは「次はこれを動かしてね」と親が説明する必要があります。
一緒にやる期間を経てから、自立に任せるのがスムーズです。
注意点2:やることを詰め込みすぎない
10個以上の項目を入れると子どもが疲れてしまいます。
「着替え・朝食・歯磨き・持ち物チェック」など、3〜5個に絞ると続けやすいです。
Q&A

Q1: 「おしたくボード」は何歳から使えますか?
A: 目安は3歳頃からです。イラストや写真を使えば、文字が読めない年齢でも理解できます。小学生になるとチェックリスト感覚で自分から使えるようになります。
Q2: 「おしたくボード」に入れる項目はどれくらいが適切ですか?
A: 多すぎると逆に負担になるため、最初は3〜5項目に絞るのがおすすめです。慣れてきたら「水筒を入れる」「宿題をランドセルに」など細かい項目を追加できます。
Q3: 手作りが大変な場合はどうしたらいいですか?
A: インターネットには無料のテンプレートが配布されています。印刷してラミネートし、マグネットを付ければすぐに使えます。100均の材料を活用すれば、手作りも簡単にできます。
Q4: 子どもが飽きてしまったら?
A: 定期的にカードを入れ替えたり、シールやスタンプを取り入れると新鮮さを保てます。飽きてきたら「ご褒美システム」と組み合わせるのも効果的です。
まとめ|自立を育てる仕組みで、親子の朝に余裕を
「おしたくボード」は、子どもの朝支度をサポートするだけでなく、親子の関係まで良くしてくれる仕組みです。
導入前の我が家は、毎朝「早く!」の連続で、親も子もストレスを抱えていました。
しかし、「やることを見える化」するだけで、声かけが大幅に減り、子どもが自分から動けるようになったのです。
この仕組みの最大の魅力は「親のストレス軽減」と「子どもの自立心の育成」を同時に叶えられること。
さらに、材料は100円ショップで揃えられ、作り方も簡単なので、誰でもすぐに始められます。
もちろん、最初からうまくいくわけではありません。
親のフォローが必要だったり、タスクを増やしすぎると逆効果になることもあります。
それでも、少しずつ慣れていけば「朝は自分で動ける」流れが習慣となり、家庭の雰囲気が変わります。
もし毎朝の支度で疲れているなら、ぜひ一度「おしたくボード」を試してみてください。
親子の朝が落ち着き、1日のスタートがぐっと快適になります。


